日立みらい財団 (青少年更生福祉センター/矯正福祉会)
の出会い
寄せられた手紙
「これからどんどん本を読んで勉強していきます」
矯正福祉会が設立した1971(昭和45)年から、不幸にして罪を犯し少年院等に収容されている青少年に読書を通じて矯正し、責任ある社会人として実社会に復帰するため人格の涵養(かんよう)と情操の育成のため「世界名作全集」の寄贈を行っていました。
1973(昭和48) 年に、少女から財団に送られた手紙には、「これからどんどん本を読んで勉強していきます」と書かれていました。
読書の楽しみを知り、読書を続けることで生きる力を得ることが可能になる。設立者の竹内は、こうして青少年の心の中に生きる希望や、強く生きる力をはぐくんでいったのです。