コラム:理工系女子のいま Vol.1

理系女子の可能性は「2倍」!?
データでみる日本の理系女子の今と未来

理系女子は多い国で約3人に1人、日本は7人に1人

女性研究者など理系女子が占める割合はイギリスが38.1%で、研究者約2.6人に1人が女性という割合です。それに対して日本は14.7%で約6.8人に1人。このデータは内閣府男女共同参画室発表の資料(下記リンク参照)によるものです。調査対象国は女性研究者の割合が高いとみられている欧米諸国のほか、アメリカ、イギリス、ドイツ、ノルウェイ、シンガポール、 韓国といった近年女性研究者の進出が著しい国、そして日本となっています(グラフ参照)。

調査対象国における女性研究者の割合

出典:内閣府男女共同参画室「理工系分野における女性活躍の推進を目的とした関係国の社会制度・人材育成等に関する比較・分析調査報告書(平成29年4月)」より

上のグラフで「女性研究者」とは、下図の各分野で働く女性を指しています。
また各分野ごとに世界で最も女性が多い国と比較しています。

■産業分野
産業分野 産業分野
■政府機関
政府機関 政府機関
■高等教育
高等教育 高等教育