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公益財団法人 日立財団

日立みらいイノベータープログラム
日立財団のSTEAM型人財育成プログラムを
「和歌山」と「中野区」で実施

「日立みらいイノベータ―プログラム」は、日立財団が開発した、これからの理工系人財に求められる問題発見力や、課題解決力を育てるための、プロジェクト型探究学習プログラムです。小学校5、6年生を対象に、4か月間で「学校のリーダーとして理想の学校に改革しよう!」をテーマにチームを組んで課題を解決するためのアイディアを考えていきます。長期間課題に取り組むことにより、「問題発見・課題解決力」「創造性」「探究心」「主体性」「チャレンジ精神」を育てます。また、日立グループ社員が「みらいサポーター(企業講師)」となって出張授業に出かけ、児童への動機づけを行い、「中間発表」と「最終発展」に課題解決のプロとしてフィードバックを行うことで児童をサポートします。
※Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術)、Mathematics(数学)

和歌山大学教育学部附属小学校(和歌山県和歌山市)

和歌山大学教育学部附属小学校(和歌山県和歌山市)

柏の葉スマートシティから中継

「ルール・マナーの向上」と「附属っ子フェスティバルの復活」という2つの課題に絞り、5つのグループがそれぞれの案を発表しました。デジタルネイティブらしく、タブレットを駆使しグラフや動画を使って発表資料を用意していたのが印象的でした。「みらいサポーター」からのフィードバックを受けて練り直した最終発表は、本プログラムの教材にもなっている「課題を解決した理想の街・柏の葉スマートシティ(千葉県柏市)」と学校をSkypeでつないで実施しました。この回では特別に、「みらいサポーター」がタブレットで柏の葉スマートシティを中継で案内し、児童は和歌山の教室のスクリーンに映し出された生の映像に釘付けでした。授業で紹介した場所が映ると、「これ日立の人が言ってたところや!」と感動の声があがり、教室はとても盛り上がりました。

中野区立緑野小学校(東京都中野区)

中野区立緑野小学校(東京都中野区) 出張授業の様子

各グループが身近にある様々な課題に注目し、学校改革案を発表しました。中間発表では、「みらいサポーター」から解決案の論理性や実現可能性など多くのアドバイスをうけ、児童たちは、仮説を立てたり、アンケートやヒアリングなどの情報収集を行い、自分たちなりに課題を分析、検証しました。その結果、最終発表では、具体的で実現性の高い改善案が発表されました。校長先生からは、「今日の最終発表が終わりではなく、これから全ての班のアイディアを実行します。計画も大切だけれども、いかに計画を実行していくかという『実行力』が大事。やってみてから色々な課題に向き合うことになるでしょうが、そこで皆で話し合って最後までやり遂げてほしい。それが『突破力』です。ぜひ『やっちゃえ、緑野』で改革を実現しよう!」という力強いメッセージがあり、児童からは「やったー!」というやる気に満ちた声が上がりました。

今後それぞれの学校で、児童が、自分たちで考えた案で学校を変えるというイノベーションを体験し、みらいのイノベータ―として活躍してくれるのが楽しみです。科学技術を応用し、これからの社会課題に挑む力をもった『理工系人財=イノベーター』を輩出していくために、日立財団はこれからも公教育を通じて「人づくり」に貢献していきます。