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公益財団法人 日立財団

2019年度から「人文・社会科学研究部門」の助成をスタートします。

最先端の科学技術を取り込んだ新たな社会は、私たち人間の身近な社会生活においても大きな変化をもたらしています。また、人口減少や超高齢化社会、グローバル化などにより、人々が共有する価値観も変化し続けています。
このような背景から、日立財団では高度科学技術の社会実装には、人間社会との調和が重要であると考え、これまでの自然科学・工学研究への助成に加えて、2019年度から「科学技術社会に通底する人文・社会科学研究」への助成を始めます。
当財団は本助成金により、真に豊かな未来社会の実現と、人文知の活用による新たな展開が広がることを期待しています。

概要

倉田奨励金は、日立製作所の二代目社長、故倉田主税が日本の科学技術の発展を願って設立を提唱し、資金を出捐したことにより1967年に創設された研究助成金です。
日立財団では、社会課題解決に資する独創的・先駆的な自然科学・工学研究、および高度科学技術社会に通底する人文・社会科学研究に対して助成を行い、グローバルな社会課題解決力を担う研究者を支援します。

助成部門

2019年度より「自然科学・工学研究」「人文・社会科学研究」の2つの部門で助成を行います。

助成部門
部門名 自然科学・工学研究部門 人文・社会科学研究部門(新設)
助成分野 国際的な視野で社会課題の解決に資する、若手研究者(45歳以下)による独創的、先駆的な研究。募集は下記3分野とし、別途具体的な例示を示します。また、共通して自然科学・工学研究の観点による文理融合研究も対象とします。
Ⅰ. エネルギー・環境
Ⅱ. 都市・交通
Ⅲ. 健康・医療
科学技術の進歩やグローバル化がもたらす社会の変容、その背景に潜む複合的な諸問題を人文・社会科学の視点(社会、文化、文学、歴史、哲学、倫理、法律、経済等)から読み解き、科学技術の発展の意味や価値と社会のあり方を探求する研究。別途対象とする研究の例示を示します。
助成金額 (1年)100万円程度/1件
(2年)300万円程度/1件
80万円〜100万円程度/1件
採択件数 (1年)20〜25件程度/年
(2年)3〜4件程度/年
8〜10件程度/年
研究期間 1年、または2年(申請時に選択) 1年

対象となる費用

研究目的を達するための直接的な経費。ただし、以下に記載の費用は対象外とします。

  1. 所属機関の一般的な研究環境の整備のための間接的な経費
  2. 代表研究者、および共同研究者の人件費

選考方法

外部有識者で構成される選考委員会で書類による審査を行います。

スケジュール

スケジュール

応募方法

電子申請による公募です。
応募要項、申請書類を申請方法のページからダウンロードいただき、専用フォームで登録・申請してください。
郵送での受付は行いません。

【応募書類】
(1)申請書(研究計画書+研究業績)
(2)推薦書
(3)審査の参考となる申請者の発表論文(3報以内)

倉田奨励金の応募に関する問い合わせ先

公益財団法人 日立財団「倉田奨励金」事務局
〒100-8220 東京都千代田区丸の内1-6-1 丸の内センタービル12階
電話 03-5221-6677 / FAX 03-5221-6680
E-mail:kurata@hdq.hitachi.co.jp

倉田 主税(ちから)

倉田奨励金創設者
日立製作所2代目社長
倉田 主税(ちから)

【倉田奨励金とは】

昭和20年代はじめ、圧倒的に見えた欧米の技術を前に、あらゆる技術を海外に頼りがちだった当時の状況の中で、創設者の倉田主税は日本のためにもいち早く科学技術を振興して世界に通用する自主技術を確立しなければならないと決意しました。その実現を終生の念願とし、自らの退職金を提供して倉田奨励金を創設しました。