ページの本文へ

2017年8月9日

7月22日(土)、日立財団は講談社の協力を得て、東京・護国寺にある 講談社特設会場で「これからのイノベーションに女子のワガママを。」をテーマに、女子中高生を対象としたイベントを開催しました。

第1部 スピーチ&パネルトーク

ロボット開発に関わるリケジョの先輩として、日立製作所システムイノベーションセンタ知能情報研究部の研究員、浅野優さんをむかえ、進路選択の体験談、この仕事を選んだきっかけ、学生時代の留学のエピソード、現在研究者として携わっているロボット開発の仕事についてなど、参加者の皆さんの「知りたい!」にこたえるお話をいただきました。
また、講談社Rikejoプロジェクト事務局の矢部 純代さんの進行によるパネルトークでは、浅野さんのめざすもの、技術者としての仕事の醍醐味、かなえたい「わがまま」や、これからの社会に必要なロボット開発についてなど興味深いお話しが続き、参加者の皆さんは熱心に聴き入っていました。

スピーチ&パネルトーク 浅野優さん

スピーチ&パネルトーク 浅野優さん

スピーチ&パネルトーク 浅野優さん

第2部 モノづくりワークショップ

「あったらいいなをカタチにしよう。」をテーマとして、NPO法人CANVASの窪村永里子さんのファシリテーションで、ソニーの電子タグ「MESH」※1 を使ったワークショップが開催されました。
学校生活や家庭などの身近な場面で、こんなものがあるといいなと思う課題を参加者がグループに分かれて話し合い、「MESH」を使って課題を解決するアイデアを形にしました。
それぞれのイノベーションのアイデアに感心したり、驚いたり、皆さんとても活発に意見を交換していました。

モノづくりワークショップ 窪村永里子さん

モノづくりワークショップ 窪村永里子さん

モノづくりワークショップ 窪村永里子さん

最後に参加者の皆さんからイベントの感想があり、「一人よりもみんなで話し合うことで可能性が拡がる」や「私たちが未来を創っていくんだという希望がもてた」などのコメントがありました。浅野さんからは「私も未来に希望を感じました。アイデアを出して、みんなで話し合って、作って、発表して、というのは、まさに普段私たちがしている仕事と同じ。もしこれを楽しいと思ったら、続けてほしいなと思いました。」と今回のワークショップを締めくくる応援のメッセージがありました。

今後も日立財団では理工系女子を応援する色々なイベントを企画・開催していきます。

講談社の「Rikejo(リケジョ)」サイトに本イベントの詳細が紹介されています!

※1 MESHはソニー株式会社の商標です。