開催日:2016年12月11日(日)
会場:科学技術館(東京都千代田区)パソコン道場
対象:小学5年生〜6年生 参加人数:14名
テーマ「コンピューターに言葉をしゃべらせてみよう
講師 日立製作所 中央研究所
今回は「音声合成技術をテーマ」をテーマに、実際にパソコンを操作しながら自分の声で実験を行い「音声」について学びました。
実験パートT 音声を見てみよう
音声編集ソフトを使って自分の声を録音し、波形に変換しました。
「音」の特性、声を出す、耳で聴くなどの身体の仕組みを学んだ後、パソコンに自分の声を録音し、波形のパターンや形の違いを実験しました。
実験パートU 音声の不思議を体験する
「赤坂」を逆に読むと/耳との連携プレイが崩れると/ある音が別の音に化ける?/このリアリティを体験してみよう、の4つの実験をしました。
逆再生でどのように聴こえるかを学んだ後、自分の名前が逆再生できちんと聴こえるよう発音を考え、実際に録音して再生する実験をしました。その他、脳の思い込みによる聞き間違いや、録音の仕方によるリアリティの出し方など、いろいろな聴こえ方を体験しました。
実験パートV コンピュータにしゃべらせてみよう
自分で考えた「言葉」をコンピューターで合成してしゃべらせる実験をし、最後に作品を発表しました。
音声編集ソフトに自分の声でいろいろな単語を録音し、その中から自分で考えた「言葉」に必要な言葉を一文字づつ抜き出して、合成しました。「ポケモンゴー」や「メリークリスマス」など、個性豊かな作品が出来上がり、それぞれ発表しました。
子どもたちからは、「苦労したけど「言葉」が作れてよかったです。」「もっといろいろな言葉をつなげて文章にしてみたいです。」「合成音声で放送を作りたい。」などの感想がありました。
この回は、2016年度「日立サイエンスセミナー(全6回)」の4回目として開催しました。
会場の様子
日立グループのスタッフ