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2017年12月12日

10月12日、茨城県日立市において「第45回小平奨励賞」の贈呈式を開催しました。
本賞は、日立製作所の創業者である小平浪平翁の事績を記念し、茨城県内で長年にわたり地域社会に貢献してきた個人や団体を顕彰する事業で、1973(昭和48)年から実施しています。

平成29年度 第45回 小平奨励賞受賞者

手話の会 わ・Wa・和

手話の会 わ・Wa・和

35年に亘り、牛久市内の聴覚障がい者のためにボランティア通訳などのコミュニケーション支援を行うと共に、自らの手話技術の向上に努め、子供手話教室を開催するなど、地域における手話の普及と啓発ならびに手話通訳者の育成に取り組んでおられます。
また、東日本大震災では、ほほえみ救援隊と共に聴覚障がい者の安否確認や食料提供など、救援活動を行い、聴覚障がい者に大きな安心を与えました。

吉田 實宏 氏

吉田 實宏 氏

43年に亘り、茨城町の小学校において、正しい自転車の乗り方の指導をされておられます。その指導は、自転車の乗り方の知識・技術の習得にとどまらず、交通法規の学科指導を行うことで 児童の交通安全意識が向上し、交通事故の減少につながりました。
また長年、交通安全子供自転車大会の指導に尽くされ、教職を離れた現在も茨城町のみならず、近隣の小学校において、指導されています。

小平奨励賞第45回

表彰式後の祝賀会では、小平奨励賞第45回目を記念し、日立交響楽団の記念演奏会を行いました。