開催日：2017年12月10日（日）
会場：科学技術館（東京都千代田区）パソコン道場
対象：小学5年生～6年生
参加人数：13名
テーマ「コンピューターに言葉をしゃべらせてみよう」
講師 日立製作所 中央研究所
今回は「音声合成技術」をテーマに、実際にパソコンを操作しながら自分の声で実験を行い「音声」について学びました。
実験パートⅠ 音声を見てみよう
音声編集ソフトを使って自分の声を録音し、波形に変換しました。
「音」の特性、声を出す、耳で聴くなどの身体の仕組みを学んだ後、パソコンに自分の声を録音し、波形のパターンや形の違いを実験しました。
実験パートⅡ 音声の不思議を体験する
「赤坂」を逆に読むと／耳との連携プレイが崩れると／ある音が別の音に化ける？／このリアリティを体験してみよう、の４つの実験をしました。
逆再生でどのように聴こえるかを学んだ後、自分の名前が逆再生できちんと聴こえるよう発音を考え、実際に録音して再生する実験をしました。その他、脳の思い込みによる聞き間違いや、録音の仕方によるリアリティの出し方など、いろいろな聴こえ方を体験しました。
実験パートⅡ 音声の不思議を体験する
自分で考えた「言葉」をコンピューターで合成してしゃべらせる実験をし、最後に作品を発表しました。音声編集ソフトに自分の声でいろいろな単語を録音し、その中から自分で考えた「言葉」に必要な言葉を一文字ずつ抜き出して、合成しました。出来あがった作品は、それぞれ発表しました。
子どもたちからは、「苦労したけど「言葉」が作れてよかったです。」「難しかったけど楽しかった」などの感想がありました。
この回は、2017年度「日立サイエンスセミナー(全6回)」の5回目として開催しました。
会場の様子
日立グループのスタッフ
