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多文化共生社会の構築シンポジウム「外国につながる高校生たちの『活躍する力』を拓く〜学びと就労の実態が問いかける支援のあり方〜」講演録 多文化共生社会の構築シンポジウム「外国につながる高校生たちの『活躍する力』を拓く〜学びと就労の実態が問いかける支援のあり方〜」講演録

2020年12月20日(日)、『外国につながる高校生たちの「活躍する力」を拓く』と題し、オンラインシンポジウムを開催しました。
本シンポジウムは、「外国につながる子たち」の、社会に巣立つ前の高校生世代に焦点をあて、世の中であまり知られていない、この世代の現状と課題について理解を深め、私たちがいま取り組まなければならないことは何かを考えました。
文部科学省からは国の施策と現状について、日本学術会議からは8月に決定公表した提言と、これらを踏まえ3名の財界人の方との座談会、最後は 現場と行政をよく知る皆様とパネル討論を行いました。
本シンポジウムの内容は、教育関係者、NPOなどの市民団体関係者、国・自治体関係者、学生、市民の皆様はじめ多くの方々に現状を知っていただくこと、国内の様々な地域での情報共有をめざしました。
また、産業界や企業人、経営者の皆様に、この高校生世代の現状が知られていない現実を踏まえ、企業人や経営者の方々にもご視聴いただきご理解いただくことを大きな一つの柱にいたしました。

基調講演「外国人児童生徒等の教育の施策と現状」〜 高等学校段階の支援を中心に 〜

北山 浩士氏

北山 浩士氏 文部科学省 総合教育政策局 国際教育課長

北山浩士(きたやま こうじ)様は1993年に文部科学省入省後、重職を歴任され、フランス大使館やユネスコ代表部でのご経験もお持ちです。文化庁国際課長、文部科学省総合政策局教育改革・国際課長、この10月1日つけで 新しく発足された国際教育課の初代課長に就任されました。国に政策と現状についてのご講演です。

特別講演「外国人の子どもの教育を受ける権利と就学の保障」〜公立高校の入口から出口まで〜

竹沢 泰子氏

竹沢 泰子氏 京都大学 人文科学研究所 教授

竹沢先生が委員長を務められた日本学術会議多文化共生分科会が8月11日決定公表された提言についてのご講演です。竹沢先生のご専門は、人類学、人種差別、移民研究で、兵庫県外国人県民共生会議座長も務められています。

財界人座談会

財界人座談会は3人の皆様にご登壇いただきました。
世界経済フォーラム日本代表の江田麻季子様、株式会社総合価値研究所取締役会長の栗原美津枝様、シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役CEOの渋澤健様です。

江田 麻季子氏

江田 麻季子氏

世界経済フォーラム 日本代表

栗原 美津枝氏

栗原 美津枝氏

株式会社価値総合研究所
代表取締役会長
経済同友会 副代表幹事

渋澤  健氏

渋澤  健氏

シブサワ・アンド・カンパニー
株式会社 代表取締役CEO

石塚達郎

モデレータ
公益財団法人日立財団理事長
石塚達郎

パネル討論

パネル討論は、群馬大学の教育・学生支援機構 大学教育センター 結城 恵教授をモデレータにお迎えし、4名のパネリストの皆様と討論いたしました。

小林 美陽氏

小林 美陽氏

文部科学省
総合教育政策局国際教育課
外国人児童生徒教育専門官

高橋 清樹氏

高橋 清樹氏

多文化共生教育ネットワークかながわ(ME-net)事務局長

角田  仁氏

角田  仁氏

都立一橋高校三部制主任教諭、多文化共生教育ネットワーク東京(TEAM-Net)

毛受 敏浩氏

毛受 敏浩氏

(公財)日本国際交流センター
執行理事

結城  恵氏

モデレータ
群馬大学 教育・学生支援機構 大学教育センター教授
結城  恵氏

お問い合わせ

公益財団法人 日立財団
〒100-8220 東京都千代田区丸の内1-6-1
電話 03-5221-6675

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