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公益財団法人 日立財団

今回の科学技術セミナーは、バイオハイブリッドシステム(生体と機械の融合)の研究をされている竹内昌治先生を講師にむかえ「細胞をつかったものづくり」の最先端研究に迫ります。

生きた筋肉をまとうしなやかなロボットや研究室で作られる人工培養肉など、SF映画やアニメーションの世界に登場する未来の技術に、現実社会はどの程度近づいているのでしょうか?
竹内先生の研究室では、多彩なバックグラウンドを持つ研究者が集い「培養肉」「人工筋肉とロボットの融合」「バイオハイブリッドセンサ」など多岐に渡る研究に取り組んでおられ、メディアでも数多く紹介されています。バイオハイブリッドセンサは医療や環境分野で、培養肉研究は人口増加による食糧危機を救う切り札として、近年特に注目されています。近い将来、私たちの食卓に並ぶステーキは、牧場ではなく研究室で作られたものになるかもしれません。本講演では、バイオハイブリッドシステム研究の概要とその応用技術について詳しくお話いただきます。多数のご参加をお待ちしております。

開催概要

テーマ SFの世界に近づく先端工学〜筋肉をまとうバイオハイブリッドロボットから培養肉まで〜
講 師 竹内 昌治氏(Shoji Takeuchi)
東京大学大学院情報理工学系研究科 教授
東京大学生産技術研究所バイオハイブリッドシステム研究室 教授
神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC) プロジェクトリーダー
日 時 11月27日(土) 14:00〜15:30
会 場 オンライン開催(Zoomウェビナー)
参加費 無料
対象者 中学生以上、一般の方

参加方法

下記の申し込みフォームからご登録ください。
※お申込みいただいた方には、ご招待URLをご登録のアドレスに電子メールにてお送りします。

(ご参加にあたってのお願い)
※参加にはパソコン、タブレット、スマートフォンなどの端末と、ネット環境が必要です。
※本セミナーはオンライン開催とし、Zoomウェビナーを使用します。初めてzoomを利用される方は、事前にzoomアプリのダウンロードをお願いいたします。※アカウントの登録は不要です。

※お申込みの際「竹内先生に聞いてみたいこと」として、事前の質問・コメントを募集しています。
当日の質疑応答時間でご紹介させていただきますので、ぜひご協力をお願いいたします。(質問は当日もQ&Aで受付いたします。)

内容紹介

細胞をつかったものづくり
生体材料と機械の融合で新たなものをゼロから創り出す、バイオハイブリッドの世界

ヒューマノイドやスマートフォン、自動運転など、人類は様々な革新的システムを作り出してきました。その一方で、生物に見られるような特異的な機能、たとえば、犬の鼻のような高感度センサや自己増殖、自己修復する機械はまだできていません。
そこで私たちは、自然界に存在している生物のパーツそのものを、人工物と融合し、生体機能を持ち合わせた機械(バイオハイブリッドマシン)の構築をめざしています。本講演では、上記分野を概説し、移植医療や体内埋め込み型健康管理デバイス、環境センシング、培養肉研究などに応用する取り組みについて紹介します。

培養ステーキ肉(筋肉組織の三次元構築)
培養ステーキ肉(筋肉組織の三次元構築)

筋肉で動くロボット
筋肉で動くロボット

講師プロフィール

竹内昌治 氏(東京大学大学院情報理工学系研究科 教授 東京大学生産技術研究所バイオハイブリッドシステム研究室 教授 神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC) プロジェクトリーダー)
講師 竹内昌治 氏


竹内 昌治氏(Shoji Takeuchi)

1995年東京大学工学部産業機械工学科卒業。97年同大学大学院工学系研究科機械情報工学専攻修士課程修了。2000年同博士課程修了。01年東京大学生産技術研究所講師、03年同助教授、14年同教授、19年同大学大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻教授、現在に至る。この間、2009年より神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)プロジェクトリーダ、04-05年 ハーバード大学化学科客員研究員、08-18年同大学生産技術研究所バイオナノ融合プロセス連携医研究センター センター長、10-17年JST-ERATO竹内バイオ融合プロジェクト研究総括、17-19年同大学生産技術研究所統合バイオメディカルシステム国際研究センター センター長などを歴任。2008年文部科学省若手科学者賞、2010年日本学術振興会賞、2015年ACS Analytical Chemistry Young Innovator Award、2017年永瀬賞などを受賞。専門はバイオハイブリッドデバイス、ナノバイオテクノロジー、マイクロ流体デバイス、MEMS、ボトムアップ組織工学。

問い合わせ先

公益財団法人 日立財団
電話:03-5221-6677 FAX:03-5221-6680