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公益財団法人 日立財団

日立サイエンスセミナー2017 開催レポート(4)

開催日:2017年10月29日(日)
会場:科学技術館(東京都千代田区)実験スタジオL
対象:小学4 年〜6年生 参加人数:27名

テーマ「化学ってすごい!2017秋〜化学の面白さを体感しよう〜」

講師
日立化成

今回は、日立化成が行う化学実験教室で、開成中学・高等学校の宮本一弘先生をお招きし、「はなをさかせよう!」「きえるえ!?」 「いろのまほう」の3つの実験で、化学を楽しく学びました。

実験1 はなをさかせよう!

実験1 はなをさかせよう!

水性ペンの色の成分を分ける実験でコーヒーフィルターの花を作りました。
ペンで色をつけたコーヒーフィルターを消毒用エタノールにつけると、沁み込んでいくエタノールにつられてインクも滲んで行きます。この時の滲む速度は色の種類によって変わります。そのため、色々な色を混ぜて作られたペンで実験をすると、滲む速度の差によって、色を分けることができます。コーヒーフィルターにはカラフルな模様ができ、花が咲いたように見えました。

実験2 きえるえ!?

実験2 きえるえ!?

ヨウ素が入ったうがい薬とビタミンCが含まれているペットボトルのお茶を使って紙に絵を描き、色の変化を観察しました。
茶色いヨウ素はデンプンと反応すると青紫色に変わり、ビタミンCと反応すると、また別の物質になる性質を持っています。そして私たちが普段使う用紙には、紙を丈夫にするためデンプンが使われています。実験で書いた絵や文字は、この化学変化によって色が変わったり消えたりしましました。

実験3 いろのまほう

実験3 いろのまほう

紫イモの紫色を使って、酸性とアルカリ性の色の変化を観察しました。
紫イモの色素アントシアニンは、溶かす液体が酸性かアルカリ性かで色が変わります。この実験では、アルカリ性のアンモニアを含む虫刺され薬のキンカンと、酸性のドライアイスを使って、赤、青、紫に変わる色の変化を観察しました。

子どもたちからは、「混ざった色を分けられることにビックリした。」「強い酸を入れると色も濃くなることに驚いた。」などの感想があり、新しい発見への驚きの声が多くありました。この回は、2017年度「日立サイエンス・セミナー(全6回)」の4回目として開催しました。

会場の様子 会場の様子

宮本先生(中央)と日立グループのスタッフ 宮本先生(中央)と日立グループのスタッフ