11月12日(日)、第19回の日立財団科学技術セミナーを会場+オンラインのハイブリッドで開催いたします。
今回は、睡眠科学研究の世界的権威 柳沢正史先生を講師にむかえ、眠気の正体に纏わる基礎研究から最新研究に基づいた睡眠法まで、「睡眠の謎に挑む」をテーマにお話しいただきます。詳しい内容、参加申込みは下記をご覧ください。多数のご参加をお待ちしております。
テーマ | 睡眠の謎に挑む〜基礎研究から睡眠ウェルネスへ〜 |
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講 師 | 柳沢 正史 氏(やなぎさわ まさし) 筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)機構長/教授 |
日 時 | 11月12日(日) 13:30〜15:00(13:00開場) |
開催方法 | (1)フィジカル開催
九段会館テラス 302(茜)
(2)オンライン開催(Zoomウェビナー)
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参加費 | 無料 |
対象者 | 中学生以上、一般の方 |
参加方法 | ※終了しました 【会場参加】 |
【オンライン参加】 |
(ご参加にあたってのお願い)
我々は人生の約1/3を睡眠に費やす。健やかな睡眠は健康と生産性の維持のために必須である。しかし最先端の睡眠学も「なぜ全ての動物が眠るのか?」「そもそも『眠気』の脳内での実体は?」といった根本的かつ身近な疑問に答えることができない。本講演では、これらの謎に挑む私どもの探索的基礎研究に加え、ウェアラブル脳波計測とクラウドAIによる在宅睡眠測定サービスInSomnograf(インソムノグラフ)による社会実装研究について紹介する。さらに、どうすれば質の良い睡眠を得られるか、最新の研究に基づいた究極の睡眠法についても解説する。
柳沢 正史 氏(やなぎさわ まさし)
筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)機構長/教授
1960年東京生まれ。筑波大学医学博士課程修了(MD/PhD)
1988年柳沢正史は強力な血管収縮作用を持つ新規生理活性ペプチド「エンドセリン」を発見した。
31歳で渡米し、テキサス大学サウスウェスタン医学センター教授とハワードヒューズ医学研究所研究員を2014年まで24年にわたって併任。1998年にそれまで知られていなかった神経伝達物質「オレキシン」を発見し、謎の疾患だった覚醒障害「ナルコレプシー」の病態解明への扉を開いた。