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日立財団では、財団の活動情報を集めたニュースレターを発行しています。シンポジウム、セミナー、表彰式などの活動報告や、最新のトピックスなど、日立財団に関するさまざまなニュースをお届けいたします。
ぜひご覧ください!

人づくり

理工系女子応援プロジェクト

トークセッション&ワークショップ開催報告

日立財団は、理工系人財育成の一環として、女子中高生の理工系進学のモチベーションを支援するため、理工系出身のトップランナーや、技術者・研究者として第一線で活躍している方の紹介やイベントを開催しています。今年度は、小学生、中学生、高校生の男女43名と保護者・教員・研究者31名で、「理工系のみらいをデザインする〜私たちが描く10年後の社会〜」と題して、理工系の未来について考えました。トークセッションとグループワークの様子は2025年10月発行の講演録に掲載しております。ぜひご覧ください。

2025年7月21日(月・祝)、日本科学未来館(東京都/江東区)


第1部 講演/第2部トークセッション
柳田 理科雄氏


第2部トークセッション
横山 広美氏


第2部トークセッション
京極 大助氏

トークセッション&ワークショップ


トークセッションの様子


グループワークの様子


参加者全員で集合写真

日立みらいイノベータープログラム

2025年1回目出張授業

日立財団は、これからの理工系人財に求められる問題発見力や、課題解決力を育成するために、小学校5年生を対象としたプロジェクト型探求プログラムを実施しています。日立グループ各社と連携し、全4回の出張授業を行います。2025年度は、渋谷区立上原小学校、横浜市立間門小学校、三芳町立竹間沢小学校、柏市立光ヶ丘小学校、柏市立富勢小学校、柏市立富勢西小学校、豊後高田市立真玉小学校の全7校がプログラム参加校です。

2025年9月2日 埼玉県入間郡三好町立 竹間沢小学校

出張授業の様子1

出張授業の様子2

出張授業の様子3

出張授業の様子4

2025年9月8日 千葉県柏市立 光ヶ丘小学校

出張授業の様子1

出張授業の様子2

出張授業の様子3

出張授業の様子4

学術・科学技術の振興

日立財団科学技術セミナー

第21回 日立財団科学技術セミナー 開催のお知らせ(ハイブリッド開催)

日立財団科学技術セミナーは、科学の面白さや、科学の目で見る大切さを、幅広い年代の方々に感じていただくことを目的として、毎年開催する講演会形式のセミナーです。

今年度は、AIの進化により増え続け社会問題となっているディープフェイクについて、フェイクメディア研究の第一人者、越前功先生を講師に迎え、ディープフェイクによる脅威と最新の対策技術についてお話いただきます。

テーマ

ディープフェイクを見抜く ー創るAI vs 守るAIー

講師

越前 功氏
国立情報学研究所 情報社会相関研究系 教授

日時

2025年11月15日(土)13:30〜15:10

場所

会場+配信のハイブリッド開催
【会場】九段会館テラス(東京都千代田区九段南1-6-5)
【配信】Zoomウェビナー

対象・参加費

中・高生以上一般の方・無料

倉田奨励金

倉田奨励金研究報告書 第54集 WEB版公開

日立財団は、倉田奨励金による研究成果を広く一般の方にも公表するため、年1回「倉田奨励金研究報告書」を発行しています。

今年発行の第54集には2021年度〜2023年度に採択された研究テーマについて研究成果を掲載しています。

WEB版を公開いたしましたので、ぜひご覧ください。

※冊子版は2026年1月に発行予定です。

日立財団アジアイノベーションアワード

2025年度の受賞者選考を実施

日立財団アジアイノベーションアワードは、ASEANの社会課題解決と持続可能な社会実現に資する科学技術イノベーションを促進するために2020年度から開始した表彰事業です。本アワードでは、持続可能な開発目標(SDGs)への貢献を目的として、あるべき社会像を描き、科学技術の社会実装を計画に入れた優れた研究および研究開発において、画期的な成果をあげ、明らかに公益に供したと思われる個人またはグループを表彰します。

現在、2025年度の受賞者選考手続きを進めており、2026年1月末に当財団ウェブサイトにて受賞者を公開予定です。

アジアにおける科学技術イノベーション 一件の賞金額:最優秀賞300万円、優秀賞100万円、奨励賞50万円

募集内容

SDGsの17のゴールと169のターゲットのうち、応募者が選定した1つのゴールと1つのターゲットに貢献する研究および研究開発の成果を募集します。また、自国やASEANのあるべき社会像を描いた、成果の社会実装計画も提出いただきます。

※SDGs選択方式の変更

2025年度から、応募者自身が研究テーマを通じて貢献したいSDGsのゴールとターゲットを1つずつ自由に選ぶ方式に変更しました。従来は、事務局が提示する2つのゴールから選択する方式でしたが、今回の変更により、研究者の専門性や関心に応じた多様な提案が可能になります。

SDG17のゴール

応募対象

募集内容に合わせて、毎年、ASEAN10か国の中から、対象国、対象大学および研究機関を選定し、各大学および研究機関より応募者を推薦いただきます。応募者は、個人またはグループで、対象大学または研究機関に所属する研究者、教員、学生です。

※2025年度の応募対象

ASEAN諸国のうち、いくつかの経済指標をもとに、カンボジア、インドネシア、ラオス、ミャンマー、フィリピン、ベトナムの6か国を選定し、これらの国において国を代表する、26の大学・研究機関を対象としました。

多文化共生社会の構築

電子ジャーナル

日立財団グローバル ソサエティ レビュー4号

巻頭言

多文化共生社会の構築について思うこと

鼎談

多文化共生社会とテクノロジーがどう向き合うのか

論文

多文化共生とコミュニケーションテクノロジー
外国人労働者1,000万人時代に向けて

生成AIが多文化共生社会に与える影響

社会的公正を志向する教育実践の試みとICT活用
外国につながる生徒の教育・支援を通して

連載

「統計から読み解く移民社会④」
外国人が増加すると治安が悪化するのか?犯罪統計による検証

リレートーク

「多文化共生の未来を創る、取り組み紹介」

編集後記

巻頭言 編集委員 谷口 武俊氏より

先端科学技術の利活用は、多文化共生社会の実現で直面する諸課題にどのように関われるのか。今号では、是川夕氏、南澤孝太氏、岸本充生氏による鼎談が行われているので、是非考えてみていただきたい。私は、トランス・サイエンス問題、『科学的に問うことはできるが、科学によって答えることはできない問題群』に行き着くと思っている。こうした問題群は、科学技術的な問題でありながらも、それで尽きるものではなく、倫理や政治、経済、社会など他の観点からも検討し、最終的には社会の価値選択として結論を出さなければならないと思っている。

シンポジウム開催

「多文化共生とイノベーションの発見〜これからの日本をどのようにつくるか〜」

2025年6月15日(日)、アキバホール(アキバプラザ5階)にて、「多文化共生とイノベーションの発見〜これからの日本をどのようにつくるか〜 」と題し、シンポジウムを開催しました。会場・オンライン合わせ、294名の皆様にご参加いただきました。シンポジウムの内容については、2025年12月発行予定の電子ジャーナル「グローバルソサエティレビューvol.5」に掲載します。ぜひご覧ください。


基調講演
グラシア リュー ファーラー氏
(早稲田大学 教授)


パネルディスカッション①
副島 淳氏(俳優・タレント)
マライ メントライン氏(コメンテーター)
下地 ローレンス吉孝氏(沖縄大学 研究員)
唐沢 穣氏(名古屋大学 特任教授)


パネルディスカッション②
友原 章典氏(青山学院大学 教授)
梅ア 昌裕氏(東京大学 教授)
是川 夕氏(国立社会保障・人口問題研究所 国際関係部長)
アルベルト ミヤンマルティン氏(慶応義塾大学 准教授)
コチュ オヤ氏(株式会社 Oyraa 代表取締役社長)

シンポジウムの様子1

シンポジウムの様子2

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