2023年度(第55回)倉田奨励金は、選考委員会による厳正な審査の結果、43名の研究者に対する助成を決定しました。贈呈式は2024年3月4日に執り行います。
受領者一覧、および採択研究テーマの概要は下記をご覧ください。
部門 | 分野 | 採択数 |
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自然科学・工学研究部門 | エネルギー・環境 都市・交通 健康・医療 |
10 4 17 |
人文・社会科学研究部門 | ― | 12 |
奨励金 No. |
氏名 | 所属 | 職位 | 研究テーマ | 研究 期間 |
研究概要 | |
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1571 | 岡林 賢仁 | 大阪公立大学 | 大学院生 | アルコールのC-O結合の切断を基軸とする触媒的分子変換手法の開発 | 1年 | ||
1572 | カダカ ビドゥラバ | 物質・材料研究機構 | 主任研究員 | 擬ハロゲン化物機能性誘導体を用いた高効率・安定なSnペロブスカイト太陽電池の開発 | 2年 | ||
1573 | 紀 佳淵 | 東京大学 | 特任講師 | 深層学習を用いて嫌気性下水処理のバイオガス生成量に対する予測モデルの開発 | 1年 | ||
1574 | 久保 若奈 | 東京農工大学 | 教授 | IoT機器への通年給電を可能にする環境発電源の実現 | 2年 | ||
1575 | 坂口 綾 | 筑波大学 | 教授 | 長半減期核分裂生成核種テクネチウム-99モニタリング手法の開発 | 2年 | ||
1576 | 佐藤 優樹 | 日本原子力研究開発機構 | 主任研究員 | 放射能汚染の定量的3次元可視化に挑む統合型放射線イメージングシステムの開発 | 1年 | ||
1577 | 鈴木 祐太 | 同志社大学 | 助教 | 溶融塩中での高耐食性構造材料の開発を目指した炭素めっき系金属の腐食挙動の評価 | 1年 | ||
1578 | 関 貴一 | 弘前大学 | 助教 | 顕微界面振動分光法による、二次元ナノ電子材料上の水素結合分子環境の解明 | 1年 | ||
1579 | 吉成 信人 | 大阪大学 | 准教授 | 非晶質劣化を受けない水和超イオン伝導材料の機構解明と新材料探索 | 1年 | ||
1580 | 王 利 | 理化学研究所 | 研究員 | 次世代超高速・大容量無線通信に向けた室温動作テラヘルツ量子カスケードレーザーの研究 | 1年 |
奨励金 No. |
氏名 | 所属 | 職位 | 研究テーマ | 研究 期間 |
研究概要 | |
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1581 | 厳島 怜 | 九州工業大学 | 准教授 | Nature-based Solutions(NbS)の実装によるマレーシアジョホールバルの水災害対策と環境保全・再生の実現 | 2年 | ||
1582 | 太田 尚孝 | 兵庫県立大学 | 教授 | ドイツの「超高層建築マスタープラン」の実態解明に基づく、わが国の持続可能な超高層建築開発にむけた規制誘導の提案 | 1年 | ||
1583 | 平野 洪賓 | 防災科学技術研究所 | 主任研究員 | 対話型Web GISを用いる水害時の動的な道路通行可否情報作成に関する研究 | 2年 | ||
1584 | 矢澤 大志 | 東京大学 | 助教 | 土壌特性の直接観測に基づくプランテーションの社会水文影響の分析と洪水管理の検討 | 1年 |
奨励金 No. |
氏名 | 所属 | 職位 | 研究テーマ | 研究 期間 |
研究概要 | |
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1585 | 青井 伸也 | 大阪大学 | 教授 | 筋シナジー制御を用いた神経筋骨格モデルによる歩行におけるフラクタル性を有するゆらぎの形成と変化の解明 | 2年 | ||
1586 | 石ア 友崇 | 名古屋大学 | 病院助教 | ヒト脳深部電極と健常者1000人MRI・脳磁図コホートで明らかにする脳内ネットワークの可視化 | 1年 | ||
1587 | 大石 康博 | 理化学研究所 | 研究員 | 知覚と幻覚の神経基盤の解明 | 1年 | ||
1588 | 大久保 周子 | 京都大学 | 特定研究員 | 環状RNAとその翻訳産物を網羅的に同定する手法の開発 | 1年 | ||
1589 | サイ テンゲツ | 北海道大学 | 助教 | PRDM1機能変化に伴うTリンパ球の抗腫瘍免疫能に関する基礎的研究 | 1年 | ||
1590 | 田久 創大 | 量子科学技術研究開発機構 | 研究員 | 腫瘍内低酸素領域の識別を目指したポジトロニウム寿命イメージングの実証研究 | 1年 | ||
1591 | 中澤 務 | 奈良県立医科大学 | グループリーダー | 膠芽腫の低酸素環境を克服するHIF1αノックアウト同種NK細胞の開発 | 1年 | ||
1592 | 中野 正子 | 札幌医科大学 | 講師 | 認知機能に有効なmiRNAを内包する間葉系幹細胞由来エクソソームの開発―多孔質担体を用いた検討― | 1年 | ||
1593 | 林 勇佑 | 東京大学 | 助教 | ヒトiPS細胞由来スフェロイドの凍結プロセス設計基盤 | 1年 | ||
1594 | 原 英樹 | 旭川医科大学 | 教授 | 先端的3Dイメージング技術による薬剤耐性菌感染の微小病態解析 | 2年 | ||
1595 | 方 凌艶 | 東京大学 | 特任助教 | 妊娠期の環境周期攪乱が胎児の脳発生に与える影響の解明 | 1年 | ||
1596 | 前 伸一 | 京都大学 | 特定拠点講師 | 食塩感受性高血圧症モデルとなりうるヒトiPS細胞由来腎皮質集合管オルガノイドの作製 | 1年 | ||
1597 | 丸山 和晃 | 三重大学 | 学内講師 | リンパ管を標的とした革新的心筋炎治療法の開発 | 1年 | ||
1598 | 三浦 太一 | 量子科学技術研究開発機構 | 主任研究員 | 骨髄由来の組織幹細胞による「新しい腸管上皮の損傷後再生メカニズム」の解析と腸再生医療への応用 | 1年 | ||
1599 | 南 聡 | 大阪大学 | 特任助教(常勤) | オートファジー創薬の実現に向けた、ヒト糖尿病性腎臓病の病態解明 | 2年 | ||
1600 | 森本 大智 | 京都大学 | 助教 | タンパク質の細胞内再利用の絶対定量による新規細胞診断技術の開発 | 1年 | ||
1601 | 渡部 昌 | 北海道大学 | 講師 | PROTAC製剤のオフターゲットユビキチン化評価系の確立 | 1年 |
奨励金 No. |
氏名 | 所属 | 職位 | 研究テーマ | 研究 期間 |
研究概要 | |
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1602 | 石黒 暢 | 大阪大学 | 教授 | 人間とテクノロジーが調和する持続可能な介護システムー「ケアの倫理」からの考察 | 1年 | ||
1603 | 及川 正範 | 東北大学 | 助教 | 死後の人体の研究及び教育利用に関する倫理的課題の検討 | 1年 | ||
1604 | 清水 万由子 | 龍谷大学 | 准教授 | 非体験者の公害経験継承実践による学習効果の検証ー公害地域の生活史政策を通した価値観形成ー | 1年 | ||
1605 | 杉山 暁子 | 大阪大学 | 大学院生 | 現代オーストラリアにおける先住民のデジタル・インクルージョンの動向:格差是正政策に着目して | 1年 | ||
1606 | 関 慎太朗 | 東京大学 | 大学院生 | インターネット知識コモンズの構造に関する研究 : デジタル楽譜コモンズを事例に | 1年 | ||
1607 | 中山 敬太 | 九州大学 | 助教 | ナノ・マイクロプラスチック汚染の不確実性を伴うリスクに対する予防的措置のあり方に関する研究―科学技術をめぐるリスク政策とイノベーション政策の相乗効果の観点から― | 1年 | ||
1608 | 難波 知子 | お茶の水女子大学 | 准教授 | 次世代の身体を育んだ洋裁技術の普及:子ども服の洋装化を実現させた母親の学び・ネットワーク形成を中心に | 1年 | ||
1609 | 福元 真 | 早稲田大学 | 専任講師 | 脱工業化・郊外化にともなうソーシャル・キャピタルと政治行動の研究 | 1年 | ||
1610 | 増田 展大 | 九州大学 | 講師 | 脱人間中心主義に向けたノンヒューマン・デザインの批判的考察と実践的展開 | 1年 | ||
1611 | 三谷 雅純 | 兵庫県立大学 | 客員教授 | 聴覚情報処理障害者の生活世界探求の試み:言葉に頼らない人たちと考える新しい社会の姿 | 1年 | ||
1612 | 村中 さくら | 金沢大学 | 大学院生 | 芸術活動における「ものの見方」スキルの実態解明およびその実証研究 | 1年 | ||
1613 | 山田 歩 | 滋賀県立大学 | 准教授 | 検索エンジン・生成AIのサービス利用がアンコンシャス・バイアスの拡散に与える影響に関する心理学研究 | 1年 |
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