小平記念日立教育振興財団の出会い

小平記念作文

ものを考え、表現する喜びを子どもたちに

創業者 小平浪平を記念して設立された小平記念会(後の小平記念日立教育振興財団)では、1972(昭和47)年に茨城県民の産業教育推進の一環として、小中学校から高校、大学・一般までを対象に、「茨城県の産業と社会の発展について考える懸賞論文」の募集をしたのが始まりで、1975年(昭和50)年に、「小平記念作文」に改称し、事業を行ってきました。

作文は子どもの考える力、表現する力を刺激します。自分の考えたこと、感じたことを整理し、読む人に分かりやすく工夫して書くことは子どもの能力を大いに伸ばします。小平記念作文は豊かな心を養うことを目的に、身近な題材をもとにした課題を毎年設定して行われてきました。

第1回 小平記念懸賞論文
[1972年 (昭和47) 年)]入賞作品

「私のふるさと」

日立は、私の家のふるさとです。
私のおばあさんが、よく昔話をして聞かせてくれます。
「先祖代々住んでいた家は、今の日製※1の山手工場の中に、あったんだよ。その頃は、たった四軒しか家がなく、田んぼと畑ばかりで、それはのんびりとしてくらしていたんだよ。」
三年生の時、社会科で「のびゆく日立」を使って勉強をし、日立がいろいろと変わってきたことがわかりました。

2016(平成28)年 第45回 「小平記念作文」の入賞者表彰式

表彰式終了後に日立交響楽団の演奏会を開催

1972(昭和47)年 第1回めの入賞者表彰式